田坂広志の新著 『いかに生きるか』 が上梓されました

2011年12月29日 田坂広志

12月29日に、ソフトバンククリエイティブより
田坂広志の新著が上梓されました。

 『いかに生きるか ― 震災後の新たな日本を拓く7つの言葉』

この新著は、大震災直後の3月23日に
社会起業大学において行った講演、

『いま、あなたに何ができるのか』

が、ネット・ラジオで放送されたところ
多くの方々から深い共感を頂いたことから、
この講演のメッセージを、
書籍の形でも多くの方々にお伝えしたいと考え、
上梓したものです。

この新著に興味のある方は、
下記のサイトで入手して頂ければ幸いです。

 http://www.amazon.co.jp/dp/4797368160/hiroshitasaka-22

また、社会起業大学での講演、
『いま、あなたに何ができるのか』に興味のある方は、
下記のサイトで、お聴きください。

 http://www.sophiabank.co.jp/audio/japanese/2011/03/post_340/

この新著は、「散文詩」の形で語られたメッセージですが、
下記に、冒頭の部分を紹介させて頂きます。

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『いかに生きるか ― 震災後の新たな日本を拓く7つの言葉』

2011年3月11日、
午後2時46分。

突如、襲った
東日本大震災。

この大震災によって、
自分の人生が大きく変わった。

そう思われている人は、
決して少なくない。

それは、決して
被災地の方々だけではない。

直接に被害を受けなかった
我々日本人の多くが、
そう感じている。

この大震災によって、
自分の人生が大きく変わった。

そう感じている。

では、なぜ、
我々の人生が変わったのか。

突如襲った大地震、大津波、
そして、それに続く、原発の事故。

その災害直後から、次々と
テレビで報道される被災地の状況。

一瞬にして破壊された街並み、
九死に一生を得て避難した人々、
家族を失って嘆き悲しむ人々。

そうした映像を観ながら、
我々日本人の誰もが、
心の中で、こう感じていた。

あの被災地のために、
あの被災者の方々のために、
自分に何かできないだろうか、
自分に何ができるだろうか。

誰もが、そう感じていた。

そう感じた瞬間に、
直ちに被災地へ救援に駆けつけた人々がいた。
直ちに義援金を集めるために立ち上がった人々がいた。
そして、さらに、
自分の仕事を通じて被災地のために何ができるかを
考え始めた人々がいた。

誰もが感じていた。

あの被災地のために、
あの被災者の方々のために、
自分に何かできないだろうか。
自分に何ができるだろうか。

そして、その瞬間から、
変わり始めた。

我々の人生が。

静かに、しかし、確かに、
我々の人生が、変わり始めた。

我々の生き方が、
そして、働き方が、
静かに、そして、確かに、変わり始めた。

では、この東日本大震災によって、
我々の生き方と働き方は、
これから、どう変わっていくのか。
これから、どう変わっていかなければ
ならないのか。

そのことを知るためには、
一つの根源的な問いを、
問わなければならない。

一つの根源的な問い。

それは、何か。

東日本大震災。
それは、
なぜ、起こったのか。

その問いを、
問わなければならない。

(以下、続く)