田坂広志代表の新著 『東大生となった君へ - 真のエリートへの道』が出版されます

2018年4月03日 Books 田坂広志

2018年4月17日に、田坂広志代表の新著、
『東大生となった君へ - 真のエリートへの道』
が、出版されます。

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 田坂です。

 来たる4月17日、光文社新書より、新著、

 『東大生となった君へ - 真のエリートへの道』

  https://amzn.to/2JeGf3q

 を、上梓します。

 本書は、この春、東京大学に入学した若い学生向けに
 一人の先輩から送るメッセージという形式を採っていますが、
 実は、広く、多くの読者に向けてのメッセージを書いたものです。

 そのメッセージにおいて、最も述べたかったことは、
 要旨、次のことです。

 いま、世の中を見渡すと、東大卒の「エリート」と呼ばれる官僚や政治家が、
 国民から負託された責任を忘れ、自己保身に走り、
 多くの国民の失望や批判を受ける姿を晒している。

 それは、なぜか。

 現在の偏差値教育に基づく「学歴社会」においては、
 東大卒などの高学歴の人間が「エリート」と呼ばれているが、
 「真のエリート」とは、受験競争に勝ち抜いた人間のことではない。

 では、「真のエリート」とは、どのような人間のことか。

 いま、東大卒などの「高学歴エリート」と呼ばれるる人間が、
 実社会で、あまり活躍できないという現実が生まれている。

 それは、なぜか。

 さらに、これから到来する人工知能革命の荒波によって、
 「高学歴」に安住している人間は、
 たとえ、東大卒の肩書を持っていても、淘汰されていく。
 そして、そのことによって、これから
 我が国の「学歴社会」は、崩壊していく。

 それは、なぜか。

 では、この人工知能革命の荒波を越えて
 活躍する人材となるために身につけるべき能力とは、何か。

 大学において、実社会において、
 その能力を、いかにして身につけていけばよいか。

 本書においては、そのことを語りました。

 本書は、すでにアマゾンでの予約が始まっていますので、
 お読み頂ければ幸いです。

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 本書の詳しい内容については、下記に「目次」を転載します。

 田坂広志 拝

 ◆『東大生となった君へ』の目次◆

 ●序 話 少しだけ長く道を歩んだ先輩として

 東大生となった君へ
 「東大卒」という人生の落し穴
 「エリート」という言葉の否定的な響き
 「真のエリート」としての道
 「小さなエゴ」の誘惑
 心の奥深くの「もう一人の自分」

 ●第一話 真のエリートとは何か

 喜びと祝福の時期を終えて
 合格後に見た人生の明暗
 大学受験を前にした迷い
 「エリート」と呼ばれて歩む人生
 「エリート」という言葉の誤解
 なぜ、君は、東大に入れたのか
 命懸けで子供を育ててくれた母
 「恵まれた人間」であることの自覚
 「真のエリート」の条件
 競争社会で見失う「自分の人生」
 「真のエリート」として生きる

 ●第二話 東大を出て活躍する人、活躍しない人

 なぜ、東大卒に「活躍する人材」が少なくなったのか
 東大卒の人材が抱く錯覚
 活躍する人材が持つ「五つの能力」
 実社会における「優秀さ」とは
 「勉強以外の経験」が大きな差になる
 「人間関係」という生涯のテーマ
 人事部が東大卒を採用する「本当の理由」
 高校時代の「頭の良さ」は何も保証しない

 ●第三話 東大卒の半分が失業する時代が来る

 「人工知能革命」という荒波
 税理士会からの講演依頼の衝撃
 人間が絶対にかなわない人工知能の能力
 「知識」が価値を失う時代
 人間の「勘」まで代替する人工知能
 「知的職業」の半分が淘汰される
 人工知能革命は「学歴社会」を崩壊させる
 人工知能革命でも活躍する人材の条件

 ●第四話 君は、いかにして「職業的能力」を身につけるか

 「仕事のできる人材」とは
 「職業的能力」とは単なるスキルではない
 書物では「職業的能力」は身につかない
 「知識」と「智恵」を混同しない
 「反省」とは最も科学的な成長の技法
 効果的な「反省日記」の習慣
 一流のプロは、必ず「師匠」を持っている
 実社会で求められる「知的創造力」とは
 米国のシンクタンクで学んだ「革新性」
 「答えの無い問い」を問う力
 安易に「正解」を求めない

 ●第五話 君は、いかにして「対人的能力」を身につけるか

 コミュニケーションの八割は「非言語的」
 心の「推察力」と「創造力」
 「非言語的コミュニケーション力」の修得法
 最高のコミュニケーション力は「共感力」
 「共感力」を身につけるために
 「現場経験」で掴むもの
 「苦労知らず」と「苦労人」
 「苦労」についての二つの問い
 真のエリートの「逆境観」

 ●第六話 君は、いかにして「組織的能力」を身につけるか

 人工知能が代替する「管理業務」
 最も高度なマネジメントとは
 求められる「カウンセリング力」
 「リーダーシップ」の無いリーダー
 二一世紀のリーダーシップの深化
 「ビジョンと志」を語る
 「成長への意志」を持つ
 「可能性への信念」を抱く

 ●第七話 東大在学中に何を身につけるべきか

 活躍するために求められる「五つの能力」
 「知能」を超えた「知性」を身につける
 知性とは「魂の強さ」
 高学歴の人物の不思議
 ある「墓碑銘」の言葉
 求められる「七つの知性」
 「知識」と「教養」を混同しない
 「知の生態系」と君自身の思想
 「真の教養」とは何か
 「学歴」から「体験歴」へ
 求められる「体験的智恵」の棚卸し
 自分の弱点と課題を明確にする
 「大学での勉強」はどうするか
 「目的意識」を持って徹底的に経験する
 毎日「反省日記」をつける
 「人間」というものを深く学ぶ
 反省日記が高める「三つの能力」
 その優れた力で何を成し遂げるのか

 ●終 話 一度かぎりの人生をいかに生きるか

 「大学に行ける」ことの有り難さ
 叫ぶように書かれた手記
 世界で最も恵まれた国
 「輝き」と「導き」の人生
 目に見えない「三つの報酬」
 「砂時計の音」に耳を傾けて
 「奇跡の一瞬」を生きる
 少しだけ先を歩みながら